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まだ、恋とは言わない / いとう由貴
2009年12月17日 (木) | 編集 |
まだ、恋とは言わない (クロスノベルス)まだ、恋とは言わない (クロスノベルス)
(2009/12)
いとう 由貴

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あとがきにて、先生曰く『エロチック兄編』(笑)
う~~ん、確かに!!前作が純情な弟君が主役の切ない系だっただけに、余計にそう感じられました。しっかし、前作で『男同士の恋愛』に酷く否定的だった兄が主役・・・。
一体どうやって持っていくのかと思いましたが、見事恋しちゃったね~(苦笑)

☆あらすじ☆
融資の代償に、身体だけはくれてやる。

亡き父の跡を継ぎ社長になった和之は、経営不振に悩んでいた。憂さ晴らしに入ったバーで酔い潰れ、目覚めると隣には見知らぬ男。昨夜の記憶はなく、下肢に残る不快な痛みに戸惑う和之を、その男・亮は微笑みながら、身体は覚えているはずと組み伏せてきて!? 抵抗虚しく、深みを抉られた和之は快感に喘がされてしまう。その上、借金完済と無償融資を持ち出した男に対し、施しを受けるのは赦されないと自身を担保にすることに――。
前作のラストから3年後の設定のようですね。

酒造会社の社長、和之は悩んでました。事故米の転売事件に巻き込まれ、倒産寸前までに追い込まれてたんですね。憂さ晴らしに呑みに行き、すっかり酔いつぶれてしまいます。
翌朝目覚めると見知らぬ男と同衾してました。身体には明らかに抱かれた後が・・・。
一晩を共にした男は、かつての同級生・亮(あきら)でした。

亮は和之に、ぞっこん惚れてるんですね~。
私生児だった亮に周りの人間は冷たく、和之(とその父)だけだったんです。色々と庇ってくれるのは。和之を守れる男になりたくて必死に頑張り、会社社長になってました。

亮は借金完済に無償での融資を持ち出します。けれど、施しは受けたくないと和之ってば自分から言い出しちゃうんです~。金を借りてる間は、自分の身体を好きにしろって。

亮はね、告白してるんですよ。和之に!なのにこんな返しをされちゃったら普通怒りますよね!?そんで鬼畜な展開になるのかしら~なんて思ってたら・・・嬉々として受け入れるんです!抱かれる回数が増えればきっと俺を好きになる!なんて言っちゃって~。
なんて・・・なんてポジティブなの~(苦笑)
そんな、こんなで二人の関係が始まります。

なんか片方がえらくポジティブなせいか、無理やり(かどうかは微妙だけど・・・)の関係だろうに、全然暗さが感じられず大変に読みやすい(笑)本来、融資を受ける和之は弱い立場だろうに『女王様』だし(笑)内心では苦しんでるけどね。

週末ごとに関係を重ね、そのたびに亮は和之に『好きだ、愛してる』と言い続け、仕事に関しても融資はもちろんアドバイスをしたり販路を増やすためにパーティーに連れ出したり、積極的に動いてくれます。
ここまでされちゃうと絆されちゃうよね~。頑なだった和之も惹かれ始めるんです。でもね、ここで弟君たちのことが関係してくるんですよ。弟君の思いを無理やり引き裂いた(と思ってる)自分だけが幸せにはなれないと、亮に惹かれる気持ちを押さえ込もうとするんです。けれど、ここで亮が気転をきかせ、実は弟君の恋は成就していたと知り、やっと和之も素直に亮の気持ちを受け入れるんですね~。
ただ、『女王様』だからね~自分の気持ちはなかなか言わないのですよ(苦笑)わざわざ言葉にせずとも抱かれているのだからそれでわかれ!ってことですな~!
まあ、最後の最後に言いますけどね『愛してるに』って!

和之ってね、本当に生真面目なんですよ。前作では「なんてイヤなヤツ!」って思ったけど、それも身体の弱い弟を溺愛し、名家である家や会社を背負う覚悟ゆえだったんですね~。閉鎖的な田舎を嫌いながらも逃げられない。大きすぎる背負うべきもの。ちょっと和之に同情しちゃったな~。

前作のラストが、『和之に隠れて付き合っていこう』て感じで終わってたんでモヤモヤしてましたが、今回自分も恋をし、弟にどれだけむごい事を強いたのか思い知ったもんだから、すっかり弟カプを認めちゃいましてね(笑)
モヤモヤも軽~く吹っ飛んだ大団円でした♪
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テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
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