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愚か者は愛に渇く / 篁釉以子
2010年04月11日 (日) | 編集 |
愚か者は愛に渇く (プリズム文庫)愚か者は愛に渇く (プリズム文庫)
(2009/12/22)
篁釉以子

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☆あらすじ☆
若き高校教師、四宮のクラスに、季節外れの転入生がやってきた。その生徒―暴力団組長の息子である海堂に、四宮は気に入られる。四宮の存在があるからこそ、海堂は毎日のように登校したのだ。六歳も年下の相手に心惹かれるものの、四宮には忌まわしくも淫猥な過去があった。それゆえに、若く魅力的な海堂との恋に、なかなか踏み出せず…。

色々と詰め込みすぎて逆に薄っぺらくなってしまったように感じましたね。これだけの事を説得力あるように書こうと思ったら2冊分くらいになるんじゃないですかね(笑)
それくらい「要素」多すぎです。あらすじ読んで期待してただけに、がっくりが大きかったです・・・。
四宮の勤める高校に極道の息子・海堂が転校してきます。そして四宮に一目惚れし、それから押せ押せ。若さに任せて押せ押せなのはいいんですけど、惚れた次のシーンがすでに2ヶ月経過してる・・・。それも(四宮は)陥落しつつあると言う状態。この時点で読み手としては、ちょっと置いてきぼりをくった感があるんですよね~。

いつも良い所まで行きながら最後の最後で拒否されて、とうとう海堂は切れてしまいます。そのまま学校にも来なくなり、大晦日に。この間、二人とも悶々としてるんです。行動を起こしたのは四宮。海堂が一人暮らしをするマンションに向かい電話をかけます。実家に帰っていた海堂はすぐさま駆けつけ、そのまま縺れ合うように抱き合います。

抱き合うといっても本番なしです!だって常々四宮が言ってたんだもん!
「卒業してからだ」って。拒否る口実おかしいだろ・・・。
それに通じ合ってからの落差がすごいです。俺様で押せ押せの海堂は気遣いやさんだし、四宮はゲロ甘。

幸せが続くように見えましたが、ここから魔の手が忍び寄ってくるんです。
それは、四宮の過去。四宮は6歳から18歳までの12年間、ある宗教法人総帥の性玩具にされてたんです。しかも玩ばれる様を映像に撮られてたんです。それをネタに脅迫され、四宮は会った事もない女性と結婚することになってしまうんです。それに海堂は怒り狂い、四宮に暴行。二人は別れてしまいます。

それから7年。ある出来事が引き金となって二人は再会します。

再会後も色々と起こるんですよ。まず再会する切欠となるのは、脅していた男を四宮が灰皿で殴ってしまうんです。殺してしまったと思った四宮は思わず海堂に電話。すぐさま部下とともにやって来た海堂は、部下に死体(ではないんですが)を始末させ、その代償と称して四宮を監禁し抱くようになります。

今までにない海堂の様子に部下は四宮の存在を組に報告してしまいます。始末するよう命令されますが、部下が思い切れなかったこともあり助け出されます。けれど罪の意識に耐え切れなくなった四宮は、海堂に全てを告白するんですね~。重すぎる過去、結婚という裏切り。この四宮の告白に、海堂も実は四宮が殺したと思っていた男は生きてることを教えるんです。苦しめるとわかっていても、自分の下に縛り付けておきたかったんですね。

その後、四宮の忌まわしい過去のデータは廃棄され、脅迫していた男も海堂に脅され手を引き、離婚も成立しハッピーエンドと相成るわけです。

ね?お腹いっぱいでしょ?笑
感情の描写はもちろん大事ですが、それが先にたっちゃって
四宮の過去のエピソード、18歳でどうやって逃れたのか、この辺が軽かったり語られてなかったりでね。
それに7年も脅され苦しめられた割に、あっさり逃れられてるのも説得力に欠けるんですよ。なので、全体的にインパクトに欠けちゃって、ただただ駆け足で走り抜けちゃった~て印象です。

後、たびたび出てくる『』で表現された心の声(?)
あれ、多すぎです!ここぞ!っていう時だけじゃないと意味ない。
とにかくしょっちゅう出てきては、ただの独り言が多いヤツとしか思えない。

同時収録で海堂の兄編も入ってたんですけど、これはない方がよかった。
このページ分本編を掘り下げて書いて欲しかったです。
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テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
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