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雪下の華 / いとう由貴
2010年05月06日 (木) | 編集 |
雪下の華 (リンクスロマンス)雪下の華 (リンクスロマンス)
(2010/03)
いとう 由貴

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☆あらすじ☆
戦国時代――慎ましく暮らしていた僧侶の雪渓のもとに、国主の中井から仏典の講義依頼が舞い込んできた。
父親を殺害し領主の座に収まった中井に対し、警戒心を抱いていた雪渓でだったが、噂ほど酷い領主ではない中井に安心する。
しかし、気を許したのも束の間『講義』と称し、強引に犯されてしまう。男であり俗世を離れた僧侶であるにもかかわらず、雪渓を閉じこめ欲望をぶつけてくる中井。
拒絶する心とは違い、中井の手管に快楽を感じはじめた雪渓は……。

いとう先生って作品が出るときは、えらく連続して出ますね~。
ほぼ作家買い状態なんで、キツイっす!笑

今回の受けは、「僧侶」!!背徳的~~♪♪♪
完璧、自分の好きパターンでしたね~、ごちそうさまです!

田舎の寺で慎ましく、清らかに育った僧侶・雪渓。寺と聞くと・・・お稚児?と言いたくなるんですけど(苦笑)小さな寺だった為か、そういったこととは全く無縁。仏の道に生きるはずが国主・中井勝重と出会ってしまった為に狂ってしまうんですね~。

二人が初めて出会ったのは雪渓14歳の冬でした。当初、中井に対していい感情は持っていませんでした。と、言うのも雪渓の住む奈瀬という国は中井に攻め落とされていたからなんです。更に中井は実の父を殺し国主となっていたから。他にも色々と恐ろしい噂もありましてね~。
ですが、言葉を交わしてみると噂のような男にも見えず・・・。

それから5年後、中井から講義依頼受けたことにより二人は再会します。道中賑わう街を見て、中井は優れた国主であると思い心弾ませるのですが、その思いは裏切られるんです。中井が雪渓を呼んだのは、講義の為でなく抱く為だったんです。

雪渓はとにかく真面目な僧侶なんです。男色の存在を知らないほどに。
けれど激しい背徳感を感じながらも体は感じてしまう・・・。
この心と体のギャップが何とも、淫靡!艶めかしい!
どんどんと追い詰められていく雪渓が哀れで切ないです。
でも、もっとやれ!とも感じてしまう(鬼め!苦笑)
いとう作品では、たびたび受けが酷い目に合い心が壊れる寸前まで行きますが、それが大好きなんです!!
今回も・・・ありがとう!ありがとうございます!

そして、切ないと言えば二人のすれ違い。
中井はとにかく雪渓に激しく執着してるんです。
それは、もう座敷牢に閉じ込め寺には雪渓は死んだと代わりの死体を送り、自分の元以外の居場所を奪うくらいに。そして雪渓は何故そんな無体を強いられるのかわからない。わからないから、感情は冷え心は死んでしまう寸前。日増しに弱っていく雪渓に中井は苛立ちを感じ・・・。
ただ一言あれば、この負の連鎖を断ち切れるのにね~。でもね、中井自身も気付いてないんです。何故こんなにも雪渓を求めてしまうのか。

けれど、ある出来事によりやっと二人の心が結びつくんです。
とにかく不器用で本当の言葉を口に出せない中井。やっと言葉にすることで雪渓の心は中井へと向くんですよ。そして、ただ一言言って欲しいと願うんです。
全編にわたって心情描写が丁寧でとても良かったですけど、特にこの辺りのシーンはグッと来ましたね!

両思いになってからの中井は、甘々です(笑)
このギャップもいとう先生らしいかな?
あれだけ傲慢に攻め立ててた男が、「よかったよの?そうであろう?」なんて心配げに問いかけるんですぅ!!
やめて、やめて!萌え萌えしちゃうぅぅ~!

僧侶受けという淫靡な香りと傲慢攻めの弱気に、萌え心を超絶刺激された作品でした!!
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テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
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