スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
エンド オブ ザ ワールド / 真行寺ツミコ
2010年07月08日 (木) | 編集 |
エンドオブザワールド (GUSH COMICS)エンドオブザワールド (GUSH COMICS)
(2010/06/10)
真行寺 ツミコ

商品詳細を見る

☆あらすじ☆
天才教授の姉川には、常人とは違う世界が見えている。
それは天才すぎた彼の、幼い頃からの現実逃避の方法。
コミュニケーション不全のまま大人になってしまった姉川に、興味を持って近づいてきたのは教え子の友坂。
人を怖がり小動物のように怯える姉川の手に、友坂は優しく触れる。
その目が言った。
逃げないで、可愛いひと。俺はあなたが好きなんです。

表題作は3連作、と他3篇の短編が収録されてます。
ツミコさんと言えば、「アホエロ」そして、どこかブラックなテイストを感じさせる作品を描かれる方だと思ってましたが、この作品(表題作)に関しては、そういったところが全くなく新鮮さを感じました。

所謂、神童であった姉川教授。高過ぎる知能ゆえ周りと馴染むことが出来ませんでした。退屈・孤独を紛らわせる為に、姉川は自分以外の人間を自分が作った世界の登場人物として見ることにしたんです。
そして、それは大人になった今でも変わらず・・・。
この姉川が作った世界と言うのが、実に御伽噺のような世界なんですね~。
大きなきのこが生えていたり、ツタが絡まり花が咲いていたり。
まるで、絵本のようで。姉川の純粋さを現したような世界なんです。
退屈・孤独を紛らわす為と言いながら、実際のところは周りと違う自分が奇異の目で見られることが怖くて作り出した世界なんです。大人になっても続いてるってちょっと切ないですよね・・・。

全ての人が絵本の登場人物のような中、教え子友坂だけは友坂として認識してるんです。この時点で、姉川にとって特別な人物であることがわかりますね~。
友坂は積極的に姉川とコミュニケーションを取ろうとしてきます。
けれど姉川は怖がるんです。自分の世界が壊れてしまいそうで、それに自分といると友坂まで変だと思われてしまうから・・・と、距離をとろうとします。
しかし、友坂は踏み込み姉川の世界は砕け散るんです。
そして、砕け散る世界と共に落ちかける姉川を抱きとめたのは、友坂。

これまで、自分と現実との間に境界線を引くことで自分を守ってきた姉川。
世界が壊されたことで、現実の中で生きるようになるんですが
行動範囲も広がり、それに伴い感情・表情も豊かになったかな(笑)
と言うことで~可愛さも大爆発です~!!

ずっとね、御伽の世界で生きてたような人ですから子供のようなんです。
とても、純粋で素直で・・・。
それに友坂が、優しい!!
ゆっくりと成長していく姉川に、あせる事もじれる事もなく歩調を合わせて。
ゆっくり・ゆっくり共に歩いてくれる。
本当にほっこりして、心が優しくなれる作品でした!!

ああ、でも3作目に姉川の「親友」が登場するんですが、実は彼には秘密があって。秘密を持ってる人間として、姉川ビジョンでは頭に葉っぱを乗せた狐さんに見えるんです。そんな、彼の秘密とは・・・。
彼も姉川同様、臆病だったんですね~。未だに「秘密」を抱え続けてる。
それが、なんだか切なかったですね。自分で選んだとはいえね。

「ストーミー・マンディ」
お弁当屋さんとお客さんのお話。
これ、好きですね!!
ガタイのいいお弁当屋が、はにかむ姿に萌えっときちゃいました!
エロはもちろん、チュウは・・・夢落ちであったか。
でも、この作品もやっぱりほんわかした作品でした。

あと、2作品はちょっと不思議でエロいお話と
鬼畜な皇子様が登場するブラックなお話です。

1冊で色んなテイストが楽しめましたけど、個人的には表題作に合わせて優しいテイストで纏めてくれた方が良かったかな~と、ちょっと思ったかな~。
まあ、でもツミコさんってのは、色んな引き出し持ってんだぜ!ってのを知るには、こうゆうラインナップはいいのかもしれませんね。
スポンサーサイト
テーマ:ボーイズラブ
ジャンル:アニメ・コミック
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。