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寄せては返す波のように / 六青みつみ
2009年05月31日 (日) | 編集 |
寄せては返す波のように (ガッシュ文庫)寄せては返す波のように (ガッシュ文庫)
(2009/03/28)
六青 みつみ

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★あらすじ★
身代わりでもいい…あなたが好き。

“エリィは、おれの好きな人。でもエリィが好きなのは別の人。おれは身代わり”
記憶障害を持つルースは、忘れないようにそれを手帳に記した。
研究所所長のエリィにとって、一時間程度しか記憶が保てないルースは、都合の良い存在なのだ。
だからエリィは、去った養い子に似た容姿のルースを気まぐれに所長室に呼びつけ、身代わりに抱く。
一方的で身勝手だけど、あなたが好き――。
切なくも愛おしい恋物語。


前作がそりゃ~もう、エリィの切なさ大爆発(りっこ視点です)だったもんだから、この作品の発売は待ちに待ってましたよ!どうか、幸せにしてやって~~!って。
ありがとうございます、先生!やっと前作も心穏やかに読むことが出来ます~。


ショアを愛していたにもかかわらず、そのように接してやれなかったことを、エリィはとても後悔してるんですね。その悔いを晴らそうとショアに似たルースを利用してるんです。あ~、駄目大人め!
ルースは記憶障害で、記憶を保てないため都合がよかったんですね。けれど、記憶には残ってなくても恋する心が、脳ではない別の場所に覚えこませたんでしょうね、夢を見るようになっていくんです。
自分はエリィが好き、でもエリィはショアが好き、自分は身代わり・・・と。
それをわかっていながら、不意に悲しそうな顔をするエリィを慰めたくて、身代わりでも良いからと自分自身を差し出すんです。
そんな風に愛情を与えられて、エリィも気づくんですね~、ルースを失いたくないと思ってることに。エリィは今までの仕打ちを謝罪し、許しを請います。そして二人は恋人として付き合うようになるんですね~。


ルースは記憶のかわりに、ノートに色んなことを書き込み、いつも持ち歩いてるんですけど今までは身代わりにしていたため記録させないようにしてたんです。けれど、恋人として付き合うようになってからは、写真を与え記録することも許すんですね。どんどん、幸せな記述が増えていきます。でも、嬉しさに満たされながらも、同じくらいの切なさも感じるんです。心が覚えてるんですね、身代わりだったことを。エリィもそれに気づき自分の所業を悔いながら、よりいっそう大事にします。加減がわからず、時々暴走してますが(苦笑)前作がとにかくクールなイメージだったんで、認めちゃうとこんなに甘くなるのか・・・と少々びっくりです(笑)


上手く言ってる二人ですが、エリート中のエリートと一介の清掃員の恋ですから、おもしろく思わない人間もいるんです。そんな人間がショアの写真を渡し「おまえは身代わりに過ぎない」と告げ口するんです。でも、悲しいかなルースは忘れてしまうんですね。
また後日、今度はショアに会わせてやると立ち入り禁止区域に連れて行き、ルースを置き去りにします。どうしたいのかわからないまま、とにかくルースは歩き回り偶然、ショアとぶつかってしまいます。ぶつかった衝撃でノートが落ちてしまい、その中にはショアの写真が・・・。裏には自分の文字で「エリィの一番大切な人」と書かれていました。身代わりが真実だと誤解してしまいます。また、間の悪いことにそこへエリィもやってきてしまうんですね~。いたたまれなくなったルースは逃げ出します。


逃げ出したルースは街中を歩き回ります。ここで、なんとも切ないのが、身代わりにされたこと、記憶障害を利用されたことを哀しんでいるのに、それすらどんどん忘れていってしまうんですよ。かろうじて、「エリィがすきなのはショア、自分は身代わり、やさしくされても勘違いしないように」とノートに記します。また傷つきたくなかったんですね。そして、また歩き出したとたん、突然拉致されてしまいます。


拉致をしたのは前所長のサンミル。また所長に返り咲くため、エリィを脅す材料としてルースを誘拐したんです。ルースを廃墟に閉じ込め、治安局に通報すれば命はないと脅します。エリィはルースを助けるためグレイを頼ります。そして、無事助け出すことが出来たんですが、エリィは瀕死の重傷を負ってしまいます。何とか一命を取り留めたエリィは、目覚めて一番にルースが泣きながらノートに書いた一文を訂正するように言います。この先もずっと愛し続けるのは、ルースだけだと書くように言うんですね~。は~、とんだ駄目大人だったエリィも成長したな~。これも、健気に思い続けたルースのおかげだね!


後日談として、退院したエリィはルースと伴侶縁組し一緒に暮らすようになります。というのも、エリィが自分のために怪我を負ったことが大きなショックとなって、目覚めるたびにエリィが側にいないとパニックになってしまうようになってしまったからなんです。けれど、これは悪いことばかりでもないんですよ、強い印象があれば長期の記憶野も機能するということなんですから。ただ、いい思い出ではないと言うのが残念ですけどね・・・。まあ、そのうちいい記憶も保てるようになって行くんではないでしょうかね。そう信じたいですね!

最後に一つ心配なのは、このカップルなんと年の差が21才なんですよ~。
確実にエリィのが先にお迎え来ちゃいますよね・・・。あっ、こんなリアルなこと言っちゃダメ?
エリィーーー!頑張って長生きしてねーーー!!
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テーマ:BL小説
ジャンル:小説・文学
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